11月26日(火)昨年度に引き続き、日吉地区社協研修バスツアーがおこなわれました。
天候が心配されましたが、ぬけるような晴天のもと朝7時過ぎに慶應キャンパス内の集合場所より36名で出発し、研修場所である南足柄市の障害者支援施設『足柄療護園』に向かいました。
現地での研修は新型コロナ等感染症の拡大防止のため研修室にて講義形式で行われました。
まずスタッフによる「障害者理解」のお話があり障害者や施設について「障害者ってどんな人のこと?」「障害者ってどのくらいの人がいるの?」などをクイズ形式で学びました。
次に実際に施設を利用している利用者さんから、普段の生活で思っていることや感じていることをお聞かせいただきました。
利用者さんのお話はとても胸を打つもので、皆さん熱心に聞きいっていました。
これからの障害者支援は施設入所から地域での支援へと進んでいくと伺いました。地域での障害者理解と支援の輪をもっと広げていくことの大切さを改めて感じる研修になりました。
その後、大磯の旧吉田茂邸(大磯町郷土資料館別館)に立ち寄り、ガイドさんのお話を伺いながら4グループに分かれての見学となりました。近代数寄屋建築と呼ばれる手法を取り入れた素晴らしい邸宅と、見事に手入れされた広大なお庭を観覧して来ました。
限られた時間の見学になってしまい残念。機会がありましたら是非また訪れてみたいと思いました。
優れた政治感覚と強いリーダーシップで戦後の混乱期にあった日本を盛り立て、戦後日本の礎を築いていった吉田茂氏は、今のこの日本をどう見て何を思うのか。。。
(日吉地区社協事務局長 足立真佐子)