第3回「ふくふくスタンプラリー」(日吉を歩いて福祉を知ろう)が、1月26日(日)10時~14時凛とした空気の冬晴れの中、開催されました。
今年は日吉の地域を7エリアに分けて、各地域の特色を生かした福祉の紹介をメインに準備を進めて来ました。各エリア内のポイントでは工夫を凝らした展示や子どもから高齢者まで楽しめるゲームなどが行われ、エリア内のポイントを全部回ると賞品がもらえます。ポイントでスタンプ台紙にスタンプを押してもらい、缶バッジやゲームの景品をもらったり楽しみながら自分たちの地域の福祉を知ることが出来ます。参加されていたのは、高齢者のグループ、親子連れ、こどものグループ、単独での参加者も多く、スタンプラリーの台紙を持って歩いている方が、いたるところで見受けられました。
また、今年は日吉台小学校が新しくポイントとして加わり、全体の来訪者も増えました。日吉の街全体で取り組み、たくさんの方々の協力によって無事に開催されたスタンプラリーでした。各地区の様子を是非ご覧ください。(日吉地区社協事務局長 足立)
<開会式>
開催に先立ち9時45分から9拠点をオンラインで結んでの開会式は、いきいき会館で行われ、日吉地区社会福祉協議会 青博孝会長の挨拶、港北区総務部区政推進課長 柏崎崇宏様、港北区社会福祉協議会事務局長 仲丸等様のご挨拶を頂き、続いて、日吉地区青少年指導員連絡会 伊東栄子会長の音頭でカウントダウンを参加者と一緒に行い、スタート致しました。
<日吉町エリア>
① 日吉駅
日吉の中心日吉駅。ここを起点にスタートする人は多く、大変な賑わい。
東口の駅前花壇や西口の植栽などをいつもきれいに管理しているボランティアに対しての感謝の言葉も聞こえてきました。
1階では民生児童委員等の活動紹介の展示、防災関連グッズの展示や配布を行いました。2階は、懐かしい遊びのコーナー。割りばし鉄砲の射的では、「無課金おじさん」をまねる人がいたり、テレビゲームでは子供よりパパのほうが夢中になったりと、皆さんとても楽しそうでした。
③ 日吉町公会堂
各種団体の活動紹介の展示と、ボッチャの体験。ボッチャは老若男女、年齢を問わずプレイができます。大人に勝って喜ぶ子供や、子供相手に本気を出す大人がいたりして…。世代を超えて、一緒になっての交流がありました。
<日吉宮前エリア>
④⑤熊野神社
熊野神社では高齢者支援班がおみくじを担当、景品を渡しました。また、消防団が積載車を展示と写真撮影。ミニゲームもありこちらも景品を用意して参加者に渡し楽しんでいただきました。熊野神社内で2か所あるスタンプ場で二つ、宮前公会堂でも二つ集めて合計4つのスタンプで賞品をもらいました。
⑥⑦宮前公会堂
宮前公会堂では防災に備えての展示、また交流カフェ等日頃活動しているパネルなどを展示しました。缶バッジは子育て支援班が作成してくれました。
<箕輪町エリア>
3年生が防災を、5年生がボッチャやボールゲームをしています。お手伝いも頑張ってくれていました。「景品」は台紙のない人や赤ちゃんにも渡しました。
⑨COCOひよし&まちのリビング
まちのリビングとCOCOひよし、お隣同士での共同開催でした。
まちのリビングでスタンプを押して缶バッチをもらったら、COCOひよしで景品の折り紙スティックをお渡ししました。
折り紙スティックは、‘ふく(福)‘にちなんで縁起のよいだるまをご用意。箕輪地区をスタンプラリーのゴールに選んでくださった方も。お越しいただいた皆さまありがとうございました!
缶バッジは今回新しく作り直しました。小泉町会長の缶バッジは超レアです。オムツ替えコーナーも準備しました。集会所の中を見てくれた人には、赤ちゃんにも『景品』をプレゼントしました。
<日吉本町東地区Aエリア>
東町会会館では恒例になりました消防車との写真撮影、美味しいポップコーン、今回は台小効果もあり予想以上の約400名の来場者があり、ポップコーンがなくなるハプニングがありました。2階では民生委員児童委員、町会の活動を紹介、今年も親和会より手作り小物入れをいただき来場者に持ち帰っていただきました。今年は会場を広げ会館の3階にダーツやボッチャを用意しました。たくさんの方が会館に足を運んでいただきました。皆さんの嬉しそうな顔を見る事で、私たちのこれからの活動の励みになりました。
日吉地区センターではスタンプを押したり、景品の交換や可愛いオリジナルバッチの受け取りをする受付が、図書コーナーの近くのためか、終始落ち着いた雰囲気の中で行われていました。センターの職員の皆さんの協力のもと、準備した景品が全て無くなるほど沢山の方が来て下さいました。地域のどなたでも利用出来る「日吉地区センター」を知って頂く良い機会になったと思います。
日吉台小学校は初めての参加で、5年生が自主的に取り組みました。
自分達の町の福祉を知ろうと、校外授業で学区の各町会、施設に取材をして今回のスタンプラリーに望みました。
開始10時を待ってましたと続々と来場者がきました。受付から誘導、各教室での、イベントの説明みんな子ども達がします。楽しいカルタ、アイパッドを使った映像、クイズ正解の方には手作りのプレゼント、手作りのスタンプ、全て子ども達のアイデアです。始まる前に先生から「あなた達ひとりひとりの行動がすべて日吉台小学校につながります。相手の気持ちを考え行動して下さい」との言葉通り素晴らしい活動になりました。先生方が子ども達の力を信じて、じっと見守っている姿が印象的でした。
<日吉本町東地区Bエリア>
こんぺいとうでは、クイズに答えるとスタンプを押してもらえました。缶バッジはなんと100種類あるという噂…カラフルなバッジはまるで金平糖。親と子の集いの広場「こんぺいとう」に関するクイズを通して人々が交流する様子がとっても暖かな雰囲気でした!
日吉本町地域ケアプラザでは、車椅子体験に参加するとスタンプを押してもらえました。いつもはベビーカーを押している方も、元気いっぱい走れるお子達も、今日は慣れない車椅子でコーナーリングや段差の苦労を味わうことができました。参加された皆さんの真剣な眼差しと穏やかな笑顔が印象的でした!
コンフォール南日吉では、輪投げ、カーリング、オセロ、コマ廻し…などのゲームをしてスタンプを押してもらえるスポットです。お友達や家族で訪れてワイワイ遊ぶ賑やかな会場となりました。小さなお子さんがゲームに夢中になる様子にスタッフも思わず目を細めていました!
<日吉本町西エリア>
いきいき会館には319名の方の来訪いただきました。
まず、民生委員・児童委員が廊下の壁に「福祉クイズ」を貼ってあるクイズからスタート。 四苦八苦して回答用紙を持っていくと、なんとお菓子のプレゼントがあり、みんな「ニコニコ顔」に変わっていました。その後にスタンプを押して、缶バッチをプレゼント。
それからは、ボール投げ、魚釣り、輪投げ、ボッチャをして「くじ引き」に挑戦。
また、会議室の一部を休憩室にし、そこに西町会とボランティア、青少年指導員、民児協、スポーツ推進委員の活動を紹介しました。
入り口前には、「リンデンカフェ杜」さんの手作り、お菓子、ジャム、アクセサリーの販売をしましたが「ここのはおいしいの」とたくさんお買い上げをしてくれた方もおりました。
鯛ヶ崎公園では、缶パッチとキャンディーと折り紙で作ったカエルやお花をプレゼント。ちょうどプレイパークの活動日でしたのでたくさん残友たちが遊んでいました。
<下田町エリア>
下田小学校コミュニティスクールでは前回大好評のおしり歩き競争
下田地域ケアプラザではシルバー体験ということで軍手を二重には
サンヴァリエ日吉集会所では車いす体験として車いすを押したり乗
それぞれの場所で楽しみながら身体の不自由な方の気持ちを考えた
こちらの写真や文章は、各エリアの皆様にご提供いただいたものです。ご協力ありがとうございました。(HP編集委員)