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令和4年度日吉台小学校防災拠点訓練

午前8時に震度5強の地震が発災したとの想定で、午前9時より防災拠点である日吉台小学校で防災訓練が行われました。

3年ぶりに一般住民も参加しての防災訓練となりました。3年前と比べると若い方、新しく参加した方も多く見られ、関係者を含め総勢約180人の方々での防災訓練になりました。

 

今回の訓練に参加された方々は、青空で暑い中、各訓練に一つ一つ興味を示し、質問・訓練を実施致しました。

訓練は、受付での検温・チェックシートの記入に始まり、体育館棟の内外の安全確認、プール棟の安全確認後、米川委員長に安全確認報告をしました。早めに受付を終了した人は消防団による火災報知器の説明を受けました。

その後、4つの班に分かれた避難者が校庭に集まり、米川委員長より拠点開設宣言が行われ、吉井校長、吉谷係長(区役所)、相沢港北区薬剤師会会長、田代消防所長の挨拶の後、各訓練が開始致しました。

4つの班ごとに、各訓練を行いました。

・アマチュア無線による本部との情報伝達訓練

・火元をめざして消火する初期消火器訓練

・家庭でも応用できるごみ袋を2枚重ねての簡易トイレの組立て方、使用の仕方の訓練

・訓練ごとに改良を重ねてきた「まかないくん」のご飯の作り方

・そして今回初めて訓練を実施する「下水直結式トイレ」には、興味津々で説明を熱心に聞いておりました。訓練は、新しく配備された「下水直結式トイレ」に、プール棟の屋上にあるプールからポンプに接続したホースを経由して、1階の注水用マンホールに水を流し込み、下水道管に水を貯めました。そして500人使用したと想定して、最後に貯留弁を開けて下水道管に貯まった水の排水を初めて実施しました。

その後、体育館に移動し、体育館で使用する「プライバシーテント」「仕切りテント」「段ボール間仕切り」「段ボールベッド」等の説明・使用方法訓練をしたあと、全員でVTR「防災よこはま」鑑賞致しました。

最後に、日吉消防所・田代所長より講評の話の後、体育館出口にて防災備蓄食の支給訓練で訓練終了となりました。

収穫も多く、課題も確認できた訓練となりました。

 

拠点開設宣言~外観、体育館内部の点検

受付訓練(手指消毒・検温・発熱者の隔離)

初期消火訓練(水消火器)・簡易トイレ組み立て訓練

炊き出し訓練

マンホール直結トイレ訓練

体育館での防災備品見学とVTR鑑賞