2023年9月24日、日吉南小学校地域防災拠点訓練が実施されました。
一週間前リハーサルを行った時から一気に涼しくなった秋らしい空気の中、約150人の参加者が本部の他八つの班に分かれて活動しました。
9時00分に地震が発生したという想定で、一般参加者が自治会町内会ごとに避難してきます。
東門に構えた受付で避難者登録した後、校庭の本部前で9時30分から開会式…とここまでは前回と同じですが、今年は各班長から本日の活動予定の紹介があり、一般参加者も全員いずれかの班に配置されました。
実災害ではボランティア登録をしてくださった方が各班に割り振られるのですが、今回の訓練ではいわば「参加者みんなボランティア」を実現した形です。
日吉南小学校地域防災拠点運営委員長の齋藤忠一さんは「 この避難所に避難すれば誰かが助けてくれるのではなく、この避難所に駆けつけた拠点の役員と避難してきた皆さんと、一緒に助け合い協力をいただかないと、この拠点は機能しなくなります。今日はそのようなことを皆さんと一緒に考えながら本番さながらの防災訓練にしたいと計画しました。」と話してくださいました。
また、港北消防署日吉消防出張所の北村所長からは「大きな災害が起きた時、公共のサービスは十分に行き届きません。ですから、地域の皆さんで備えて助け合う必要があります。ぜひこの訓練をよい機会にご近所やご家庭でも考えてみてください。」とコメントをいただいています。
各班が工夫を凝らした訓練に参加する皆さんの意欲的な表情がとても印象的でした。