令和6年3月9日(土)に日吉地区センターにて日吉地区家庭防災員連絡会主催の防災講演会が開催され、81名の参加がありました。講師にはあんどうりす先生をお迎えし、地震対策、水害対策、防災おトイレ、日頃から対策できることなどについてアウトドアの知識を生かしたお話がありました。能登地震から時間も経っていないタイミングでの講演となり参加者も熱心に聞き入っていました。
寒さ対策
・濡れない洋服を着るのが大事で、濡れた服をきていると体温が下がってしまう。
・ゴアテックス(防水透湿素材)の上着がお勧め
・アルミのエマージェンシーシートは少々値段が高くても音がしないタイプが集団生活では有効である。
・動かない空気層は断熱材となる。テントなど
トイレ
・トイレパックの実物を実際に使って疑似体験。大多数の出席者がトイレパックを備蓄している一方で、実際に使ってみた人はほとんどいない中、貴重な体験となりました。
・トイレは排水管の破損などを確認してから使用しないと詰まって溢れたりするので注意が必要。
水害
・ハザードマップで日頃よりチェック
・気をつけ妖怪図鑑(国土交通省YouTube)の紹介
・VRで浸水した中を歩き、困難を体感しました。
地震
・家具転倒対策(水害対策としても有効)
・感震ブレーカー設置
・ホイッスルの携帯
・明かりの確保は懐中電灯だけでなくヘッドランプもおすすめ。光の性質(直進、屈折、反射)を利用すればいろいろな照明にもなる。
・昔から言われているろうそくは余震などで危ないので、コンサートで使われている「光る棒」を何本か備蓄するのもよい。
(100円ショップで1本100円、発光時間6~8時間)
・防水バッグは水を汲んだり,洗濯をしたり、ゴミ入れになったりいろいろ利用できる。
参加者にはトイレパックと光る棒が配られました。家で使ってみるといいですね。
講演会で使用されたスライド資料です。ダウンロードもできます。(全118ページ 実際に使用されたのは66ページまでです)